2011/12 AUTUMN-WINTER COLLECTION

Collection image:Treasure parted with(見落とされた宝物)

洋服を作る上で「裁断」という工程が有ります。

生地の上に型紙を乗せて裁断する行為の事ですが型紙の内側の部分は服を作るために使用され、はみ出した部分はゴミとして捨てられます。そうしないと縫製の段階に進めないので当たり前の話です。

ですが、よく考えると気になる事があります。

型紙を乗せる前の生地はどの部分も等しく使用価値を持っています。
型紙を乗せた途端に価値のある部分と無い部分に分類されたのです。
そして裁断という行為がその差を決定的なものにします。

しかし、型紙の配置次第でその"部分"はあっさりと入れ変わったりします。
生地の価値だけではありません。社会においても同じなのではないでしょうか。
私達は"時代の型紙"にはまらないというだけで、価値あるものを見過ごしてしまっているのではないでしょうか?

Treasure parted with

今回のコレクションの服に使用した表地は廃材を収集、加工したものです。
将来の新しい価値がより進歩した基準となる事を願います。

Notes:

2011-12A/Wコレクション協力会社

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